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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 曲 : [きょく, くせ] 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
「アメリカ」(America)は、ポール・サイモンによって書かれ、1960年代のフォーク・ロック・デュオ、サイモン&ガーファンクルによって広く知られるようになった曲。1968年4月3日にリリースされたアルバム『ブックエンド』に収録されており、ロック系の曲としては珍しく、歌詞がまったく韻を踏まないことが特徴となっている。 この曲は、1971年に米国のみのプロモーション用で制作された「ご機嫌いかが (Keep The Customer Satisfied)」のB面に収められ、次いで翌1972年に、『グレイテスト・ヒッツ〔1972年、LP盤での初出時の邦題は『サイモンとガーファンクル・グレーテスト・ヒット』であったが、後に邦題が変更され近年のCD盤では『サイモン&ガーファンクル・グレイテスト・ヒッツ』となっている。〕』のリリースに合わせてシングル盤としてリリースされ、Billboard Hot 100 で最高97位となった。一方、このシングル盤のB面に収められた「エミリー、エミリー (For Emily, Whenever I May Find Her)」は、予想外の評判を呼び、最高53位までチャートを上昇した〔。日本では1971年8月に独自企画のシングル盤がリリースされ〔『KAWADE夢ムック 文藝別冊 サイモン&ガーファンクル』(河出書房新社/2003年4月30日/ISBN 4-309-97650-6)p.95〕、オリコンで最高15位となり、21週間チャートインした〔『KAWADE夢ムック 文藝別冊 サイモン&ガーファンクル』p.91〕。 この曲の歌詞には、ミシガン州サギノー、ペンシルベニア州ピッツバーグといった都市の名や、ニュージャージー・ターンパイク(New Jersey Turnpike)、グレイハウンド・バス、ミセス・ワグナーズ・パイ、ギャバジンのスーツなどへの言及が盛り込まれている。 この曲は、韻を踏まない普通の語り口のままの歌詞で、アメリカの真の意味を求める2人連れの実際の旅と比喩としての旅を描いている。歌詞が比喩するところでは、最初は希望に満ちている恋人たちが、やがて苦悩や悲しみの感覚へと転じていく。「'Kathy, I'm lost,' I said, though I knew she was sleeping」という歌詞は、サイモンが1965年にイングランドで生活していたころ関係があったキャシー・チティ(Kathy Chitty)への言及である。 より、字義通りに理解すれば、この歌はニューヨークを目指し、アメリカを東へと旅する様子を描いており、サイモンが登場させる恋人たちは、ミシガン州からピッツバーグを経て、ニューヨークへとつながるニュージャージー・ターンパイクに到達する。 作者のポール・サイモンは、ソロ名義のライブでもこの曲を歌い続けており、サイモン名義のライブ・アルバム『ライヴ・ライミン』(1974年)〔Paul Simon in Concert: Live Rhymin' - Paul Simon : AllMusic 〕や『ライヴ・イン・セントラル・パーク』(1991年)〔Concert in the Park - Paul Simon : AllMusic 〕にも収録された。 2000年、この曲「アメリカ」は、映画『あの頃ペニー・レインと』のサウンドトラックに取り上げられた。主人公の姉アニタは、自分が家を出てスチュワーデスになった理由を、この曲をかけることで表現する。 近年のコンピレーションCDに入っているこの曲はシングル盤のバージョンを用いており、イントロ部分に雑音は入っていない。これに対し、アルバム『ブックエンド』のバージョンでは、この曲の前に入っている「わが子の命を救いたまえ (Save the Life of My Child)」と連続するつなぎの音が入っている。 == チャート == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アメリカ (サイモン&ガーファンクルの曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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